笑顔で俺に手を差し伸べる雫ちゃん。 俺は自然と、その手に自分の手を重ねていた。 「あぁ。強くなろう」 ――一緒に。 約束を交わすように、俺も笑顔を向ける。 強くなって、今度は誰かを助けよう。 心に残った罪は軽くはならない。 けれど、闇ばかりだったソコに、ひとつの光が灯った。 その光の正体はきっと…………。 俺は雫ちゃんを見て、柔らかく微笑んだ。 ありがとう、雫ちゃん。