獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~









「弟さんは、許してくれるよ。また、笑顔を見せてくれるよ。
 だって、大好きなお兄さんだもん」








雫ちゃんはそう言って、優しく微笑んでくれた。


その笑みはまるで花のように、ふわりふわりと揺れていた。




雫ちゃんの言葉に、俺の心は揺れて。


思わず泣きそうになって、涙をこらえる。







「そうだと、いいな」



「きっと、そうだよ」









どうしてだろう。


雫ちゃんの言葉が、涙を誘うのは。





雫ちゃんに、こんなにも救われるなんて。









「だから、強くなろう?一緒に」