獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~








一旦、俺と父さんと母さんは病室を出た。






『……父さん、母さん、俺家を出て一人暮らしするよ』




『爽平の記憶なら、すぐに取り戻せるわ。きっと』


『そうさ。いつかは絶対……』





『でも、今の爽平にとって俺は知らない人間なんだ。思い出したとしても、爽平は俺を怖がるよ』







俺の言葉に、『でも……』と母さんは辛そうに呟く。



仕方がないことだ。






きっとこれは、神様が下した罰だ。








なら俺は、それに従う。


俺がしてしまった罪なんだ。







『ごめん。父さん、母さん。やっぱり俺、一人暮らしするよ。これ以上、爽平を傷つけたくない』