獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~










俺は爽平に、謝ることすらできない。










『誰?』




爽平はもう一度そう呟く。






『痛っ!』



爽平は俺を思い出そうとしたのか、頭を抑える。




脳への衝撃が大きかったから、俺のことを忘れてしまったんだ。







こんな痛い目にあった原因の、俺を。








俺は、爽平にとって誰かすらもわからない、そんな人間。


こんな目に遭わせてごめん、と言うこともできない。




…………どうすればいいんだよ。