俺の存在が、あってはならないものになるのは。 ――爽平は、個室の病室に運ばれた。 重体の爽平は、手術を終えてすぐには目を覚まさなかった。 その日の夜。 『……ん、』 爽平は、ゆっくりと目を開けた。 痛み止めが聞いているのか、あまり痛そうにしなかった。 『爽平、大丈夫か!?』 『爽平!』 『爽平!?』 父さんと母さん、そして俺は、爽平が目覚めたことに気づき、爽平の名前を何度も呼んだ。