獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~






バイクに引きずられ、背中や腕や足をところどころ折ってしまったんだ。


俺は罪悪感でいっぱいになった。





ごめん、ごめん。

爽平、痛い思いさせてごめんな。






『それと、脳にも異常があるかもしれません』



『どういうことですか?』





『頭部も強打したかあるいは脳への衝撃で、記憶を失っている可能性があります』






それって、記憶喪失……?



俺のことを、忘れてるかもしれないってことか?






『新平。一体何があったんだ』






父さんが眉間にしわを寄せて、俺に聞いてきた。


お願いだから、教えてくれ。



そう言っているように見えた父さんと母さんの表情に、俺は頭を下げた。