獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~








血だらけになった爽平。


意識がなく、爽平が持っていたボールは潰れていた。






『ごめん、爽平……』







爽平は、俺を止めていた。


ダメだと、やってはいけない、と何度も叫んでいた。





なのに俺は……っ。










――救急車が到着し、意識不明の重体の爽平を運ぶ。



俺は爽平に付き添い、無事を願った。





ただただ、爽平の命に別状がないことを祈った。







神様、どうかお願いです。

爽平の笑顔を、また見せてください。