獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~






爽平は泣きながら、俺のことを呼ぶ。


助けて、と声にならなかった爽平の心が、聞こえた気がした。








自分が愚かだったことに、やっと気づいた。










――ドンッ



バイクは、爽平を引いて、家の塀に当たり、バイクは大きく凹んでしまった。





けれど今の俺には、そんな凹みなんてどうでもよかった。







『爽平!!』







爽平の無事が心配で、俺はすぐさま爽平の元に駆け寄り、持っていた携帯で救急車を呼んだ。




『爽平……爽平……っ!』





お願いだから、目を開けてくれ……。