『これが終わったらな』 『えー、いつ終わるのー?』 『まだまだ、かな』 『えー!』 俺の言葉に、爽平は唇を尖らす。 今がいい!、と頬を膨らまして爽平は言う。 ……はぁ。 どうしてこんなにわがままに育っちゃったかなぁ。 俺はため息をこぼしながら、持っていたシャーペンを置く。 『ちょっとだけだぞ?』 『ほんと!?』 俺が呆れながらそう言うと、爽平は膨らましていた頬をしぼませて、笑顔を見せた。 それから俺がつくった冷製パスタを食べて、日差しが強い外へ出た。