「俺は、小泉 新平【コイズミ シンペイ】。高校二年だ。一応、副総長。よろしくね」
穏やかな彼……小泉さんは、優しい口調でそう言った。
まるでお兄さんみたいな人だなぁ。
「ほら、蒼も自己紹介しろよ」
小泉さんが、金髪の彼にそう急かすように言った。
金髪の彼は、またしてもチッと舌打ちをする。
……こんなにも私を嫌いな人と、半年も一緒にいられるのかな?
「瀬戸川 蒼【セトガワ アオ】。高一。幹部」
検索ワードのように、必要事項のみを言った、金髪の彼……瀬戸川さん。
その嫌われように、私はこの先の生活が不安になった。
今だって、目さえ合わせてくれないし……。



