獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~







「俺、飲み物買ってきますね」






すると、小泉さんは立ち上がりそう言った。


皆の注文を聞いてから、テーブルを離れる。





「あ、わ、私も手伝うよ!」





私はさっきの複雑そうな表情が気になって、小泉さんを追いかけた。







「小泉さん!」



「雫ちゃん?どうして……」





小泉さんにやっと追いついた。


プールサイドを走るわけにはいかないから、早歩きでここまでやってきた。






「飲み物、多くなるから手伝おうかなって思って」



「そっか。ありがと」





小泉さんは柔らかく微笑んで、私に言った。


その笑顔には、さっきまでの辛そうな表情はない。