それぞれが注文し終えたあと。 私たちはテーブルに座って、料理を待った。 「ねぇ、知ってる?雫ちゃん」 私の目の前に座っている嬉色さんが、ニヤニヤしながら言い出した。 ……何を?? 「理依の高校時代」 「え、一之江先生の、ですか?」 私は「知らないです」と言う代わりに、首を振る。 「俺たちも知らないっす」 藍島さんも興味ありげにそう言った。 一之江先生の高校時代かぁ。 ちょっと気になるかも。