「お、お世辞やめてくださいよっ」 可愛くなんてないのに……! 私は体を隠すように、自分を抱きしめる。 チラリと神雷五人を見ると、皆私のことを見ていた。 いーやー、見ないでぇ!! 「雫ちゃん、可愛いっ」 ギュッと抱きついてきた郁人くん。 直接肌が触れて、私の頬は赤くなる。 「か、可愛くなんて……」 郁人くんの方が可愛いのに。 郁人くんは可愛いけど、しっかりと筋肉がついていて、やっぱり男の子だ。 ……私だけ、普通の子みたいで浮いてるなぁ。