――そして、プールに到着。
「いらっしゃいませ」
中に入って出迎えてくれたのは、高橋陽さんだった。
銀色の髪に青の瞳をした高橋さん。
紳士的で、優しそう。
嬉色さんが事前に高橋さんに連絡しておいたので、今日は一日、大きなプールを独り占めだ。
まだオープンしていないから、感想を求めるのはわかるけど、見た目豪華そうだし、誰もが「いい!」って言うんじゃないのかな?
「陽、ありがとね」
「こちらこそ、ありがとうございます。感想、楽しみにしてますね」
高橋さんは、優しげな笑みを向けながらそう言った。
まるで執事みたい。



