僕の心にあった小さな小さな光のかけらが、今では星のようになって、僕の闇で覆われた心を照らして、真っ白にしてくれる。 雫ちゃんと出会えてよかった。 僕ね、今幸せだよ。 瞬間、僕の頬に温かな涙が伝った。 少し心が軽くなって、雫ちゃんの存在がかけがえのないものへと大きく変わった。 「雫ちゃん、ありがとう」 ……大好き。 声にならなかった想いに、気づいてほしくて 僕は雫ちゃんを抱きしめ返した。