焦げ茶色の髪に青のメッシュ。焦げ茶色の瞳をした人が階段を下りながら言った。
少し冷たそうな外見だけど、口調は優しい。
「は、はい……」
よろしくお願いします、とはっきりと緊張しすぎて言えない自分に、モヤモヤする。
これから半年もお世話になるのに……。
これじゃ、ダメダメだよぉ。
「げっ、もう来てるし。
うわ……最悪」
博の話では、総長と副総長と幹部を合わせて五人、偉い立場の人がいるという。
ということは、この声の人で最後か。
どこにいても目立ちそうな金髪で、焦げ茶色の瞳をした人。
見た目怖そうなその人は、私を見ると顔を歪ませ、チッと小さく舌打ちをした。
……初対面なのに、すごい嫌われようだな私。



