獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~








『ねぇ、それ本当に薬なの?』



『ああ、薬だよ。郁人も飲んでみるか?うまいぞ?』







やだ。気持ち悪い。



お父さんのニンマリとした笑顔に、僕は顔を背けた。








――麻薬。


ふと頭をよぎったのは、最近ニュースでよく聞く言葉だった。








ま、まさか……それは……。


嫌な予感が、全身を震わせる。






『お父さん、やめなよもう』



『何を?』





『全部だよ!』