獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~










『お父さん、それなぁに?』








ある日の夜、お父さんは白い粉のようなものを飲んでいた。



お父さんの周りには、お酒が入っていた缶や瓶が、お父さんを囲うようにしてある。


そんな中、白い粉のようなものが入っていたと思われる袋も落ちている。







『薬さ』



『薬?お父さん、どこか悪いの?』





『これを飲むと、いい気分になれるんだ』








お父さんは、笑っていた。



久し振りに見たお父さんの笑顔は、とても気味が悪かった。






違う。……違うよ。


僕が見たかった笑顔は、これじゃない。