獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~









「こらこら、竜?そんな睨んじゃダメだろ?
 ほら、この子だよ。さっき話した子」







黒髪に赤メッシュの彼の横から、優しそうな人が出てきた。


茶色の短髪で、少しタレ目な茶色の瞳をした人。




少し雰囲気が、博と似てる。







「えっと……雫ちゃん、だよね?」







優しそうな彼は、怖そうな黒髪の彼から私へと視線を移し、穏やかな笑顔を向けた。



あ、……やっぱり、名字は教えてないんだ。







「は、はい……」







私はぎこちなく頷きながら返事をする。