獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~








……あれ?


誰も、いないのかな?






「こんにちは……」






恐る恐る、もう一度声を出してみても、返事は一切なし。


騒ぎ声も、うるさい音も、何も聞こえてこない。





どうなってるの?



私のイメージでは、もう少しざわざわしてて、やんちゃしてるって感じだったんだけど。












「――誰だ、お前」











急に低い声が上から聞こえて、私はとっさに視線をあげる。



暗かった館内が、パッと明るくなった。