「雫ちゃんも来る?」 「え、いいの!?」 「いいよね、竜」 郁人くんは藍島さんに聞くと、「いいんじゃないか」とそっけなく藍島さんが答えた。 藍島さんは今、千間さんと一緒にパソコンの画面とにらめっこ。 お昼すぎからずっとこれだ。 昨日の全身黒の集団を調べ続けている。 私たちは昨日の集団を「ブラック」と呼ぶことにした。 ブラックの手がかりは、未だ私が見つけたあの情報のみ。 多くの謎と意味深な言葉が溢れているブラック。 藍島さんと千間さんは、なんとかブラックについて知ろうとしている。