しかし、上に藍島さんが立っているとわかると、シーンと静かになった。 尊敬されてるんだなぁ、藍島さん。 さすが総長だ。 神雷をまとめていることだけある。 「よく聞け」 藍島さんの透き通るような聞きやすい声質が、洋館に響く。 「神雷に姫ができた」 簡潔的に、藍島さんは報告する。 姫っていっても、半年という期限付きだけどね。 横目で藍島さんを見ると、藍島さんもこっちを見ていたらしく目が合う。 その視線から、自己紹介しろ、という藍島さんからの言葉が伝わってきた。