獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~








「さっさと食え。食べ終わったら、下っ端のやつらにお前のこと紹介するからな」





藍島さんは横目で私を見ながら、そう言った。




下っ端の人たちに、私を紹介?


……あ、そっか。私、そういえば神雷の姫なんだ。




すっかり忘れてた。




姫の自覚が、まったくない。


どっちかっていうと、姫よりも仲間みたいな存在になりたいな。






「わかりました」



私はそう返事をして、さっきよりも速くフレンチトーストを一口サイズに切り分ける。






「雫ちゃんさ、いつまで敬語なの?」



「え?」





郁人くんが、不思議そうに聞いてきた。



敬語、変かな?