厳重にロックをかけていても、私なら簡単にそのロックを解除できる。 だったら、そもそも情報がないとしか考えられない。 あー、もう! さらにわからなくなってきたよぉ~。 私は頭を抱えて、うーんと唸り声を上げる。 「はい、あーん」 隣の郁人くんが、いきなり私の口に何かを入れた。 甘い……。 口の中に広がったのは、大好きなチョコの味。 「美味しい?」 郁人くんの言葉に、私はコクンと頷く。 すごく美味しい。