私はパソコンを開き、カタカタ…と高速でキーを打つ。 その行動に、神雷五人は唖然としていた。 「すごーい、雫ちゃん!瑛士並に速いよっ」 郁人くんが興奮気味に言う。 別にすごくなんてない。 私の育った環境では、これで普通ぐらいだ。 ハッキング。 それは、“裏の世界”では当たり前。 情報を手にするために行う。 私は、昨日の集団について何か知りたくて、覚えてる限りの方法でハッキングして調べる。 ひとつでも、どんな些細なことでもいいから、情報が出てきてくれればいいんだけど……。