獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~







どんな暴走族でもヤクザでも、情報を守るために、ほとんどがパソコンに記録している。


さらには、その族やヤクザや不良が、いつどこで何をしたのか、情報交換するために設置されている“闇の世界”限定のサイトだってある。






なのに、情報がひとつもない?




じゃあ、昨日まで、あの集団は誰にも見られたことがなく、そして誰も知らなかったっていうの?






全身黒だから、誰か見かけていてもおかしくないはずなのに……。



それに、あの実力なら、全国トップクラスに入っているはず。

だったら、結構名の知れた存在だと、勝手に思っていたけれど。





調べた結果に、謎が深まるばかりだった。








「唯一の手がかりは、昨日送られたメールだけか~」





郁人くんが、ため息混じりにそう言う。






「昨日のメールも、漫画喫茶のパソコンから送られてきたものだったよ」