全員がシャッターのところに集まった。 倉庫の前には、五台のバイクが。 そして、藍島さんは私を自分のバイクに乗せた後乗り込み、エンジンをかける。 私は気になって振り返ってみると、ただジッと追うこともせずに黙って立っている全身黒の男たち。 その男たちの一番前の中心にいる、一人の男。 きっと彼は、私と話していた人だ。 直感的にそう思った。 やっぱりどこかで会ったような……。 でも、思い出せない。 誰だろう。 何かがひっかかっているが、その何かがわからない。