獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~







「……くそっ」




藍島さんは、小さく舌打ちをする。







「行くぞ」



「え?」







いきなり藍島さんに手を引かれたと思ったら、走り出した藍島さん。




きっと、悔しいだろうな。



逃がしてやる、なんて言われて。

そのとおりになってしまったことが。








「一時撤退だ!」








私と藍島さんがシャッターまで着いたとき、藍島さんは振り返って大きな声でそう言った。


すると、他の四人はその声に従うように、こちらへやってくる。