「僕も寂しいよ。
でも、半年なんてすぐだからさ。あっという間だよ」
「……うん」
それならいいんだけど。
神雷、か……。
信頼した人には笑えるけど、初対面の人には、人見知りだからかうまく笑えなくて、相手に不快な気持ちにさせてしまったことが、過去に多々あった。
うまく馴染めるかな……?
そんな心配をよそに、博は「美味しい」と言いながらフレンチトーストを食べている。
マイペースな博に、私はまたため息をつきそうになった。
アメリカかぁ。遠いなぁ。
どうして留学のこと、今まで話した気になってたんだろう。
博のバカ。
でも、「行かないで」「ついていく」そんなことを言えるような立場でも、大人でもない。



