獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~











「雫を返せっ」









総長の……藍島さんの叫び声が、倉庫内にガンガンと響く。



その声からは温かい“光”を感じて、胸がギュッとなった。






「あっ、雫ちゃん!」






走ってきたのか、新道寺さんの前髪は跳ねている。


そんな新道寺さんの表情は、私を心配してくれているものだった。






新道寺さんの隣には、さっききつい言葉を言った瀬戸川さんの姿が。



パチッと目が合い、気まずくなって、どちらともなく目をそらす。





……瀬戸川さんも来てくれたんだ。