「……そろそろかな」 男はシャッターの方に視線を向けながら、小さく呟いた。 そろそろ?何が? 私もつられてシャッターのほうに目を向ける。 すると、少しずつ倉庫に光が漏れ始めた。 それは、シャッターが上がっていっている証拠。 え……? もしかして……。 だめ。期待しても、どうせ裏切られる。 そう思っても、心の隅で期待してる自分がいる。