獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~











「あの神雷が姫にするんだ。心の底から『守りたい』って思ったに違いねぇよ」









この男のことなんて知らないはずなのに、この男のことなんて一ミリだって信じてないのに


妙に説得力がある言い方に、私は言葉を失う。






やっぱり、悪い人には見えないよ。



ここには光が一切ないのに、この人だけ明るく見えるのはどうしてかな。









「もう少し、姫ってことに胸を張ったらどうだ?」







偉そうに言う男に、私は目を逸らした。



頷きはしない。






だけど、この男の言葉に、心が軽くなった。