獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~






余裕があるのか、男はあぐらをかいてそう聞いてきた。



……そんなの決まってる。








「姫なんて、肩書きだけだもの」








本心から守ろうとする存在じゃない。


博からのお願いに応えようとした、ただの“答え”。




義務のようでしか思えない「守る」で固めた、ただの肩書き。






助けようとするなんてありえないよ。



私なんて所詮、居てほしくない人間。






わざわざ助けるためにここに来る?


笑っちゃうくらい、ありえない話だよ。








皆私のことなんて、どうでもいいって思ってる。


私のことを嫌ってることだってある。