「神雷をここに招待すんだよ」 「神雷を?」 「さっき招待状は送っといたんだ。総長にね。 ま、招待状って言っても、メールなんだけど」 私目線になるためなのか、しゃがんで男は話す。 藍島さんに? 「『あんたらの姫はこちらが預かった。返して欲しくば、ここへ来い』ってね」 顔は一切見えないのに、なぜかこの男が今、ニヤリと笑った気がした。 え……? 「どうして私が、神雷の姫だって………」 なんで知ってるの? 私でさえ、今日聞いたばかりなのに。