――あれ? だんだんと意識を取り戻していく。 ひんやりと冷たい足元。 腕を動かそうとしても、動かせない。 ロープで縛っているのかもしれない。 でも、呼吸はできる。 それに、足も縛られていない。 私はゆっくりと、重い瞼を開けていく。 太陽の光を差し込まない、コンクリートでできた、今私がいる場所。 どうやらどこかの倉庫らしいけど、どこだろう。 キョロキョロと見渡していると、後ろから足音が聞こえてきた。