獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~









「違います」







これは、本当。


敵なんかじゃない。





私は彼の目を真っ直ぐ見て、はっきりと答えた。







ライオンのような彼の瞳。


妙な迫力と威圧を感じる。





きっと彼は、今までこの鋭い瞳で、何人もの不良と闘ってきたんだろう。












「なら、さっきのはなんだ。
 どうして気配を消せた?なぜお前から殺気を感じた?」










校舎の影が、光をなくす。


瞬間、私の視界から“色”が消えた。