「はっ、……っ」 息が、できない……。 喉元に手を当て、必死に呼吸をする。 囚われ続けている“罪”に、私は目を閉じる。 不意にめまいがして、校舎に寄りかかる。 思い出すだけで、こんな状態になっちゃうなんて、情けないな。 ねえ、博。 私……博に会いたいよ。 博の「大丈夫」が聞きたい。 なんて、今会えない博のことを考えても、虚しくなるだけ。