「おい、竜!なに止まってんだよ!! さっさと片付けちまおうぜ」 瀬戸川さんは大声で藍島さんにそう言って、敵を二・三人一気に倒す。 近くで見るとよくわかる。 動きにキレがあり、無駄がない。 さすがだな、とのんきに感心する。 「あ、あぁ。そうだな」 「わ、私は……教室に戻ってますから」 もうここに残る理由はない。 そう思った私は、そう言い残してグラウンドから去った。 そして私が向かったのは……校舎裏。