獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~









「なんで教室に戻らなかったんだ。なんでここに来たんだ!」



「……危ない目にあってたらって、心配になって………」






すごく、怒ってる。藍島さん。



そりゃそうだよね。





せっかく私の安全を確保しようとしてくれた優しさを、踏みにじったんだから。









私は所詮、“博からの荷物”程度の存在。



姫という肩書きは、博からお願いがあったから。






私が怪我をしたら、博になんて言えばいいかわからないもんね。








「ごめんなさい……」



「怪我がなくてよかったものの……」





藍島さんをチラッと見ると、頭を抱えて呆れた表情をしている。