藍島さんは私が答えたくないことを察して、小さくため息をついた。 そのため息に、私の心はズキリと痛む。 「お前、なんでここに来たんだ!」 「ご、ごめんなさい……」 藍島さんの怒鳴り声に、身を縮める。 でも、いくら怒られたって、今の行動に後悔はない。 後悔なんてするくらいなら 最初からここに来ていない。 私はもう二度と、誰かが傷つく姿なんて見たくないの。 ……自分で傷つけた姿も。