ナツキには金曜日の一部始終を話した。 「そっか。でも、アヤが自分の気持ちに気付けただけで良いんじゃない?」と励ましてくれた。 彼女のいる中島くん。 その人が好きだと思った私。 でも、結局は失恋で。 実ることのない現実。 「そんなことより、後少しで夏休みだね」 と、話題を変えるナツキ。 中学の頃、高校最初の夏休みは彼氏と一緒に…なんて淡い夢を抱いたことがある。 そんな夢も儚く散った。 「私は勉強に燃えるわ!」 そう冗談を言う私に「アヤが勉強とかウケる」と手を叩いて大袈裟にナツキは笑う。