王様と醜いあひるの女の子





そう言って立ち去ろうとしたのに、お姉ちゃんに引き止められた。


え何で?…明らかに私、邪魔だよね!?



「待って桐花。ねぇ誠也くん桐花がいても良いわよね?」



そう、お姉ちゃんが黒い笑みを浮かべた先を見た。


…ら、その人は私を見て固まっていた。



「はっ!?」



そんな、さっきの雰囲気とは全く違う、私のことをデブ花と呼んでいた頃の彼の状態が出てきた。



意外に大きかったその声は教室中に広がり、私達3人が一気に視線を浴びた。