「でもな、浩太はお前の事悪く思ってへんだで?現にあいつまた笑えるようになっとるで。前みたいに」




ほれ、と言って、髪の毛が短くなって、楽しそうに笑ってる浩太の写真を見してくれた。




浩太が………

そっか……良かった……




何だか肩が凄く楽になった。


その笑顔の浩太の写真は、私に笑ってもいいだよ、って言っているみたいだった。




それもこれも全部こいつのおかげなんやな…




『塚本唯、中1。あんた名前は?』




頬杖をついてない右手を差し出し茶髪野郎を見る。




「本田龍、高1」




フッ、と笑って私の右手を握る。




「えー俺はささ『「お前に聞いてねぇわ」』…ケチ〜」




すっごいKYみたいに自己紹介を始めようとした赤髪野郎に2人の声がハモる。




『嘘。聞くからゆうて。残りも』


「俺は、佐々木純!歳は龍と一緒!てかみんな一緒!仲良くしよな〜!」




短髪の赤髪をフワフワさせながらニカッと可愛い顔で笑う純。




「俺はな〜、野田祥平!よろしく唯ちゃん!」




オレンジっぽい髪色をした一見クールな祥平。




「んーと、小谷太一!唯ちゃんよろしくな〜!」




いかにもスポーツマンって感じの黒髪短髪の太一。




「え〜、最後のトリを飾らせて頂きます私、宮村春樹!15歳!え〜3月な「なげぇわ!」…あ、はい。失礼しました〜!」




ザ・アホって感じの金髪の春樹。


祥平に叩かれた頭をさすりながら座り込む。





それを見てみんなで笑った……











すごい救われたんだ……


浩太の事、区切りつけれなくて生きる意味さえ失った私に光を与えてくれたから……




今でもずっと覚えてる……


出逢ってからの全ての出来事を……