__ことができなかった。
不意に真後ろから聞こえた声。
その声に驚いて飛び上がってしまい、その拍子に肘が相手の鳩尾に入った。
「あっごめん、翔」
「……ってぇ……。 まぁいいけどよ…
てか兄貴、さっきの説明で怜香の言ってること理解しろよ」
これだから馬鹿は……と腰に手を当て首を左右に振りながら呆れる翔。
それを聞いた京ちゃん(バカ)は頭に血が上ったのか、顔を赤くして翔を怒鳴った。
「あ゛ぁんっ!? てめぇ、誰に向かって言ってんだよ?」
「「京ちゃん(兄貴)にだろ」」
「は、ハモんなくてもいいだろ……泣」


