私が言葉を返せば苦笑いする京ちゃん。 苦笑いしたあと、急に真面目な顔に切り替えて尋ねた。 「怜香がここにくるってことは何か用事でもあったんじゃねーの?」 「あ、忘れてた。 ………京ちゃん、私この学校辞めるわ」 「はぁっ!? 何言ってんだ怜香」 バンッ と机を叩いて立ち上がる。 その拍子に机の上のコーヒーの入ったマグカップが倒れ、書類が茶色く染まった。 あわわわ……とか言って焦ってる京ちゃんとは裏腹に、私は無表情で誤解を解きにかかる。