俺の言葉と、顔を見たてつは一瞬苦しそうな顔をしたが、すぐに「失礼しました」と言って車に乗り込み、すぐにその場を去っていった。 てつが乗った車が見えなくなったのを確認した俺は、目の前にそびえ立つこの街でも上位ランクの高級マンションへと足を進めた。 今まで特に気にしていなかった様子の誠だが、フッとマンションを見上げれば口を閉じる事さえ忘れて突っ立っていた。 誠「えっ…ここって有名な高級マンションじゃ……(マジ何者だよ…)」 「……煩い、さっさと行くぞ」 誠「あっ、あぁ……」