徳士「唯?唯花?唯花!!」

唯花「ビクッ)あ、あれ?私、寝てた?」

徳士「うん。大丈夫?」

唯花「うん。ありがとう。」

龍斗「ほら、涙をふけ。」

唯花「え?」

頬を触ると、濡れていた。

あぁ、過去を思い出して、泣いてしまったのか…。

龍斗「唯花、お前には俺たちがついている。だから、1人で背負いこむなよ。」

きっと、私が泣いているのを見て、過去を思い出したのだろうと分かったのだろう。

唯花「うん。ありがとう…。」

徳士「ほら、風呂沸いてるから、入ってきたら?」

唯花「ううん。今、1人になるのは嫌だから、まだ入らない。」

徳士「そっか…。大丈夫だからな。」

徳士が右隣に座る。
龍斗は左隣に座る。

私は2人に挟まれて、安心したのか、また、眠りについた…。