闇に舞う桜


ガチャ

唯花「ただいまー。」

龍斗、徳士「ただいま。」

シーン

………やっぱり私はこの静けさが嫌い。

徳士「じゃ、風呂沸かしてくるよ。」

唯花「うん。ありがと。」

徳士「おう。」

そして私と龍斗はリビングへ。

龍斗「はぁ、疲れた〜。」

ソファにどかっと座る龍斗。

唯花「何が疲れたよ!たっく。」

と、私は向かいのソファに座る。

龍斗「………唯花、明日、本当に教室行くのか?」

龍斗、心配してくれてんだね。

唯花「うん。私もさ、そろそろ前に進まないとって思ったから。」

龍斗「無理すんなよ。」

そう言って、隣にきて、頭をポンポンとしてくれる。

唯花「うん…。ありがとう、お兄ちゃん…。」

龍斗「…久し振りに聞いたな。お兄ちゃん…か。」

そう。私は龍斗のことを初めから名前で呼んでたわけじゃないんだ。
最初はお兄ちゃんって呼んでた。
けど、私はいつからか龍斗と呼ぶようになっていた。多分、罪悪感から。

龍斗「いつでも呼んでくれていいからな。俺としては、お兄ちゃんって呼んでくれる方が嬉しいし。(ニコッ」

唯花「うん。ありがとう。でもね、まだ、時間かかると思う。ごめんね…。」

最後のごめんねは、お兄ちゃんと呼んであげれなくて。あと、親を殺してしまって…。