闇に舞う桜


そして目の前には沢山の人、人、人。
男子も女子もいる。
私は騙していた美保が、許せなかった。
怒りがふつふつと湧いてきていた。
この時には、私はもう、もの凄く強かった。だから、一瞬で倒せたんだ。だから私は倒した。1秒もかからずに。
だけど、それは間違っていた。
間違っていたんだ。
私は怒りに任せて倒したため、手加減なんてできなかった。
だから、周りのみんなはそこら中から血が出ていて、ほとんどのみんなが死ぬ間際だった。そこはもう、“血の海”となっていたんだ。
もちろん桜には何もしていない。
だが、

桜「ビクビク)あ、あく、悪魔…。」

みんなを、血の海を、返り血を浴びた私を見て、そう言ったんだ…。
この事件では死者が多数でた。
もちろん、小5の私は捕まらなかったが、多額のお金を払わなければならなかった。私の家は世界No.1の咲野財閥だったから、すぐに払えたが。

それからは、周りから避けられ、恐れられ、殺人者、人殺しと呼ばれるようになった。
もちろん桜も私から離れていった。
家の取引相手も離れて行き、咲野財閥は孤立した。

でも、小5の私は、そんなの認めたくなかった。
最初は家では大暴れすることが多かった。怪我人も毎日出ていた。
私のせいで…。

それからは、人が、自分が怖くて、人前には出なくなり、部屋に籠るようになったんだ…。

これが私の1つ目の闇。
この過去のことがあって、私は人が怖いの。今でも少し、ね。
当然自分も怖い…。また、傷つけてしまうんじゃないかって…。
このことを知ってるから、元たちは心配してくれたの。

え?籠るようになった後、どうしたって?それは、また後で言うね。
とりあえずはここまで。