【短歌集】リアルタイムのわたしより、幻想の中のわたしへ、毒と夢を贈る。



疲れたよ
飲んで酔えない
毎日を
それでも断つに
断ち切れなくて


空っぽの
月もゆっくり
満ちていく
見上げた星が
笑って言った


手加減を
知らぬつるぎの
生き様は
今ぞ ようよう
問われつつある


鍵穴に
カチリ手ごたえ
この鍵だ
ぼくらはそれを
運命と呼ぶ


安全な
バスに乗り込む
リコウモノ
見てろ チキン【おれら】は
今に飛び立つ